DMM動画プレイヤー
スクリーンショット
詳細
- 評価
- 4.3
- バージョン
- 7.4.0
- 開発者
- DMM.com
DMMの動画をスマートフォンで見たいとき、専用プレイヤーとして候補に入るのがDMM動画プレイヤーです。私は実際に使うつもりで、作品を選んで再生するまでの流れ、途中で止まったときの切り分け、スマートフォンで使うときの向き不向きを中心に見ました。単に動画を再生できるかだけでなく、「なぜ見られないのか」が分かりやすいかどうかが、こうしたアプリではかなり大切です。
このアプリはDMM.comが提供するエンタメ分野の無料アプリで、Android向けに動画を楽しむためのプレイヤーという位置づけです。公開日は2017年12月3日で、現在のバージョンは7.4.0。Android 8.0以上に対応し、対象年齢は12歳以上です。Google Playでは平均4.3の評価が付いており、評価数はおよそ4万2,000件、レビュー数は約4,200件、インストール数は100万以上に達しています。
再生できないとき、最初に迷いやすい場所
使い始めて最も戸惑いやすいのは、アプリを入れたことと、動画をすぐ再生できることが同じではない点です。DMMの動画を見たい人は、まず作品を探し、利用できる状態かを確認し、そのうえでプレイヤーに再生を任せることになります。ここでアカウントや作品側の条件に引っかかると、プレイヤーの不具合に見えてしまいます。
たとえば、アプリは起動するのに再生だけ始まらない場合があります。このとき、いきなり再インストールするより、同じ作品を別の通信環境で試す、別の作品が再生できるかを見る、といった順番のほうが原因を絞りやすいです。特定の作品だけで起きるなら作品や利用状態の確認を先にし、複数の作品で同じ症状が出るなら通信やアプリの状態を疑います。
もう一つの迷いどころは、動画サービスのアプリと、端末に保存した動画を再生する一般的なプレイヤーを同じ感覚で考えてしまうことです。DMM動画プレイヤーは、スマートフォン内の動画を何でも再生するための汎用アプリとして選ぶものではありません。DMMで利用する動画を見る目的に合うかどうかを、最初に決めておくと期待外れを防げます。
日常的には、外出前に見たい作品を決め、Wi-Fi環境でアプリを開いて再生状態を確認しておく使い方が現実的です。移動中に初めてログインしたり、通信が不安定な場所で作品を探したりすると、問題が起きたときに「アプリが悪いのか、電波が悪いのか」が分かりにくくなります。
まず確認したい端末とアプリの条件
インストール前には、端末がAndroid 8.0以上かを確認してください。対応条件を満たしていない端末では、インストールや更新の段階でつまずく可能性があります。OSが対応していても、長く更新していない端末では、動作が不安定になることがあります。まずシステム更新の有無を確認し、更新後に端末を一度再起動してから試すのが安全です。
アプリのバージョンも見落としやすい部分です。現在のバージョンは7.4.0なので、ストアのアプリページで更新が表示されていないかを確認します。更新直後にだけ問題が出た場合は、端末を再起動し、アプリを完全に閉じてから再度開くと、単純な一時状態を解消できることがあります。
空き容量も確認しておきたい項目です。動画の再生では、アプリそのものだけでなく、端末が一時的に使う領域が関係する場合があります。写真や他のアプリで容量がほとんど残っていない端末では、再生開始や動作全体が不安定になりやすいため、不要なファイルを整理してから試す価値があります。
ログイン前後で確認する順番
アカウントを使うサービスでは、ログインできているかどうかを再生トラブルと分けて考えることが大切です。アプリを開いたら、作品を選ぶ前に自分の利用状態を確認します。ログイン画面に戻される、選んだ作品が利用対象として表示されない、といった場合は、映像の再生機能ではなくアカウント側の確認が先です。
パスワードを何度も入力し直すより、入力欄の前後に余分な空白が入っていないか、別のアカウントを使っていないかを見直すほうが効率的です。スマートフォンの自動入力は便利ですが、複数のアカウントを使い分けている人は、意図しない情報が入力されることがあります。
アプリを入れた直後は、いきなり長い作品を再生するより、まず短時間の再生確認をするのがおすすめです。映像が始まり、音が出て、画面を閉じてから戻ってもアプリが極端に不安定にならないかを見ておけば、外出先で本格的に使うときの不安を減らせます。
止まったときの復旧手順
再生が止まった場合は、画面を何度も連続して操作せず、いったん再生を止めて少し待ちます。それでも戻らなければ、アプリを閉じて再起動します。Androidの最近使ったアプリ一覧から消して開き直す方法は、画面だけが固まったような一時的な不具合を確認するうえで役立ちます。
次に、通信を切り替えて試します。Wi-Fiで止まるならモバイル通信、モバイル通信で止まるなら安定したWi-Fiというように、環境を変えると原因が見えます。ただし、通信量や契約内容には注意が必要です。外出中に高画質な動画を長時間再生するなら、残りのデータ容量を先に確認しておくほうが安心です。
同じ作品だけが止まるのか、別の作品でも止まるのかを調べるのも有効です。前者なら作品の利用条件や一時的な配信側の状態を確認し、後者なら端末、通信、アプリの順番で見直します。この切り分けをせずにアプリを削除すると、ログインなどのやり直しだけが増えてしまいます。
キャッシュの削除を試す場合は、Androidの設定から対象アプリの保存領域を開き、まずキャッシュだけを対象にします。アプリのデータ削除まで進むと、ログイン状態などが消える可能性があるため、実行前に再入力できる情報を確認してください。私は、単純な再起動と通信確認を済ませてから、最後の手段として保存領域を整理する流れをすすめます。
再インストールも万能ではありません。アプリの状態を初期化できる一方、同じアカウントや通信環境を使えば、同じ問題が再発することがあります。削除する前に、OSの対応状況、アプリの更新、ログイン状態、通信、空き容量を順番に確認したほうが、復旧までの時間を短くできます。
アプリ以外が原因のケース
動画が見られないと、最初にプレイヤーを疑いがちです。しかし、DMM動画プレイヤーが正常でも、端末の省電力設定や通信制限が再生を妨げることがあります。バッテリー節約が強く働いていると、画面を消した後や別のアプリから戻った後に動作が変わることがあるため、再生中だけ症状が出る場合は端末設定も確認します。
電波の強さだけでなく、利用場所や時間帯による混雑も影響します。自宅のWi-Fiでも、ルーターから遠い部屋、複数の端末が同時に通信している時間帯、電子機器が集中している場所では安定しないことがあります。ルーターの近くで試す、他の大容量通信を止める、といった簡単な確認で改善する場合があります。
音だけ出て映像が表示されない、画面が暗い、回転が思い通りにならないといった症状では、端末側の表示設定や他のアプリとの干渉も考えられます。画面録画、通話用の表示、フローティング表示などを使っているなら、一度終了してから再生を試します。これはアプリの再インストールより先にできる、負担の少ない確認です。
また、イヤホンやBluetooth機器を接続していると、音の出力先が端末のスピーカーから切り替わっていることがあります。映像は動いているのに音が聞こえない場合は、音量を上げるだけでなく、接続中の機器と出力先を確認してください。これはプレイヤーの故障と誤解しやすいポイントです。
どんな人に向いているか
このアプリは、DMMで利用している動画をAndroidスマートフォンで見たい人に向いています。パソコンを開くほどではない時間に作品を楽しみたい人、ベッドやソファで手軽に視聴したい人には、専用プレイヤーとして分かりやすい選択肢です。無料で入手できるため、まず自分の端末で使い勝手を確かめやすい点も助かります。
一方で、複数の動画サービスを一つのアプリにまとめたい人には、期待する使い方と合わない可能性があります。普段から一般的な動画アプリを中心に使い、DMMの作品をほとんど利用しないなら、専用プレイヤーを追加するメリットは大きくありません。端末内の動画を整理して再生したい人にも、目的が違います。
大画面テレビでの視聴を最優先する人は、スマートフォン向けアプリだけで環境を決めないほうがよいでしょう。スマートフォンでの再生確認には便利でも、視聴スタイルによってはパソコンやテレビ側の環境のほうが合うことがあります。私は、外出先や短時間の視聴を重視するなら本アプリ、家で大きな画面を中心に見るなら別の方法も比較する、という判断が自然だと思います。
日常で使うなら、最初の一回を丁寧に
私なら、初回設定を自宅の安定したWi-Fiで済ませます。アプリを更新し、ログイン状態を確認し、作品を一つ再生して、音量や画面表示を確認します。その後にアプリを閉じてもう一度開き、同じ作品へ戻れるかを試します。この手順をしておけば、移動中に初めて使うときのトラブルをかなり減らせます。
通勤や待ち時間に見る人は、出発前に通信環境を確認してください。駅や商業施設のWi-Fiは接続表示が出ていても、実際には認証が必要だったり、通信が混雑していたりします。再生が始まらないときは、Wi-Fiを切ってモバイル通信で試すだけでも、問題が接続側にあるか判断できます。
家族の端末など、普段と違うスマートフォンで使う場合は、OSのバージョンとアプリの更新状態を先にそろえます。自分の端末では動くのに別の端末では動かないとき、画面サイズだけでなく、OS、空き容量、通信設定、ログイン先が違っていないかを確認します。端末を変えた直後のトラブルは、アプリそのものより環境差が原因になりやすいからです。
評価が平均4.3で、100万以上のインストールがあることからも、DMM動画をスマートフォンで見る用途には広く使われているアプリだと感じます。ただし、評価の数字だけで自分の環境でも必ず快適とは判断しないほうがよいです。動画アプリは通信、端末、アカウントの組み合わせで体験が変わるため、無料で試せる利点を生かして、普段使う端末で確認するのが一番確実です。
結論として、DMMの動画をAndroidで見る目的がはっきりしているなら、まず試す価値のある専用プレイヤーです。再生トラブルが起きたときも、アプリだけを責めず、ログイン、作品、通信、端末設定の順に切り分ければ対応しやすくなります。反対に、汎用動画プレイヤーや複数サービスの一括管理を求める人には、別の選択肢のほうが合います。
私の最終的な印象は、機能を広げすぎず、DMMの動画をスマートフォンで見るという目的に絞ったアプリです。使う前にOSと更新状態を確認し、安定した環境で一度再生しておく。このひと手間を惜しまなければ、日常のすき間時間に動画を楽しむための実用的な道具として使いやすいでしょう。











